⬜︎最新の記事⬜︎ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- 「役割を脱いだ自分」に何が残るのか? ── 喪失感の正体と、自分を取り戻す処方箋
- 自分の価値について考える―本当の豊かさは、大切なものに力を注ぐことで生まれる
- 【コラム】頑張りすぎる新年に、お疲れさま。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⬜︎目次⬜︎
- はじめに
- 1章 なぜ自分を好きになれないのか?~幼少期の記憶が作り出す思い込み~
- 2章 ステップ1:インナーチャイルドの声に耳を傾ける
- 3章 ステップ2:過去の傷を優しく受け止める自己対話
- 4章 ステップ3:批判的な内なる声を愛情ある声に変える練習
- 5章 ステップ4:小さな成功体験を積み重ねて自信の土台を作る
- 6章 ステップ5:ありのままの自分を受け入れる新しい習慣
- 7章 自己肯定感が高まったときに起こる心と人生の変化
はじめに
「どうして自分のことを好きになれないんだろう」「他の人はできてるのに、なぜ私だけ」そんなふうに感じている方は、あなただけではありません。自己肯定感の低さは、多くの人が抱える問題であり、その根っこは幼少期から積み重なったさまざまな体験が関わっています。
どんなに深い傷があっても、心を癒すことはできます。本来の輝きを取り戻すため、そのステップを見ていきましょう。
1章 なぜ自分を好きになれないのか?~幼少期の記憶が作り出す思い込み~
自分を好きになれない理由の多くは、幼少期の体験に起因しています。子どもの頃の私たちは、周囲の大人たちの言葉や態度を通じて「自分」という存在を学んでいきます。
「もっと頑張りなさい」「そんなことじゃダメ」という何気ない言葉の積み重ねが、知らず知らずのうちに「今の自分ではダメ」「もっときちんとしてないと愛されない」という思い込みを作り出してしまうのです。

また、親や周囲の大人が忙しすぎて十分な愛情を表現できなかった場合、子どもは「自分は愛される価値がない」と感じてしまうことがあります。これらの体験は、大人になった今でも無意識のうちに私たちの自己評価に影響を与えるのです。
2章 ステップ1:インナーチャイルドの声に耳を傾ける
心を変えるためには、自分の内側にいる「幼い頃の自分(インナーチャイルド)」の存在に気づくことから始めます。
静かな時間を過ごしながら、目を閉じて深呼吸をしましょう。そして、心の中で小さな頃の自分に問いかけてみるのです。

「今、どんな気持ち?」「何が一番辛かった?」「本当はどうして欲しかった?」
最初は何も聞こえないかもしれません。でも焦らずに、優しく待ちましょう。やがて、悲しさや怒り、寂しさという感情が湧き上がってくるかもしれません。それらを否定せず、「辛かったんだね」と受け止めていきましょう。
このプロセスは、長い間押し込めてきた感情を解放し、癒しの第一歩となります。
3章 ステップ2:過去の傷を優しく受け止める自己対話
インナーチャイルドの声が聞こえるようになったら、次は過去の傷ついた体験を受け止める練習をしていきます。
傷ついた記憶が浮上してきた時、「昔のことを気にしてはいけない」「忘れなくてはいけない」と回避しがちです。しかし、傷ついた気持ちは癒やされるまで、ずっと心の中でくすぶったままなのです。

自己対話の時は、友達に話しかけるように、優しい言葉をかけてみましょう。
「あの時は辛かったね」「小さかったあなたは十分頑張っていた」「もう一人で抱え込まなくていい」
このような温かい言葉を自分にかけることで、長い間凍りついていた心がほぐれていきます。涙が出てきても構いません。心の浄化の際に、涙が出ることは、癒しのプロセスなのです。
4章 ステップ3:批判的な内なる声を愛情ある声に変える練習
私たちの頭の中には、さまざまな声が響いています。「また失敗した」「やっぱりダメだ」「みんなと比べて私は‥」など、批判的な声もあります。
批判的な声が聞こえてきたら、一度立ち止まって深呼吸します。そして、心の中で「もうそんな風に思わなくて大丈夫」と批判的な声にメッセージを伝えてみましょう。

失敗したなら、経験を積んだからよしとする。やっぱりうまくいかないなら、まだ学ぶところがある。みんなの方が優秀だというなら、私には私の良さがある。
このように、視点を変換していきます。はじめは違和感があるかもしれませんが、批判的な言葉を穏やかな言葉に変えると、思考パターン自体が変化していくのです。
5章 ステップ4:小さな成功体験を積み重ねて自信の土台を作る
自己肯定感を高めるには、小さな成功体験を積み重ねることが効果的です。ここでいう成功とは、大きな成果をあげることではありません。些細なことでも、自分にとって意味のある行動をとれたときが成功なのです。

例えば、「気まずくなった友達とよい関係になれた」「お気に入りのお店が見つかった」「旅行する資金を貯められた」など、日常の中で得られる成功で十分です。
大切なのは、その瞬間に「よくできた」「素晴らしい」と自分を認めることです。心の中で自分に拍手を送り、「今日もお疲れ様」と声をかけてみましょう。
6章 ステップ5:ありのままの自分を受け入れる新しい習慣
最後のステップは、完璧でない自分、弱さを持つ自分をひっくるめて受け入れる習慣を作ることです。
毎日、寝る前に、鏡の中の自分に向かって「おつかれさま」「今日も色々あったね」と言ってみてください。最初はぎこちなくても、続けているとあたたかさを感じられるようになってきます。
また、自分の良いところを見つける習慣も効果的です。「頑張ったこと」「幸せを感じたこと」「自分らしくいられたこと」を毎日書き出してきましょう。
人は欠点に目が向きがちですが、意識して自分のよいところを探すことで、自分に対する見方が変わっていきます。あなたの中には、まだ見つけていない素敵なところがあるのです。
7章 自己肯定感が高まったときに起こる心と人生の変化
これらのステップを続けていくと、やがて心に大きな変化が起こります。
まず、他人の評価に一喜一憂することが減ります。「私は私でいい」という安心感が心の土台となり、周囲の目を気にしすぎることなく、自分らしい選択ができるようになります。
人間関係においても、健全な境界線をひけるようになります。嫌なことには「NO」と言えるようになり、一方で心から「YES」と言えることには積極的になれます。

そして何より、毎日が軽やかになります。朝起きた時の重苦しさが減り、「今日1日はどんな出会いがあるだろうか」と前向きな気持ちで1日を過ごしやすくなります。
自分を好きになることは、一朝一夕には叶いません。しかし、今日から少しずつ行動すれば、確実に心は変化していきます。あなたの中にある温かい光が、再び輝き始めるのです。
傷ついた心も、愛されなかった記憶も、全てはあなたという存在の大切な一部です。その全てを抱きしめて、本来の自分らしさで生きていく旅が、ここからはじまるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
山田結子
⬜︎前の記事⬜︎
⬜︎次の記事⬜︎
⬜︎カテゴリ⬜︎
⬜︎最新の記事⬜︎




コメントを残す