管理されてきた人生から自由になる~人生の主人公になる

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⬜︎目次⬜︎

  1. 1章 他者にコントロールされる人生の苦しさ
  2. 2章 自分で決める力を取り戻す
  3. 3章 小さな決断から始める自由

年を重ねて、ふと立ち止まった時に感じる違和感。「これまでの人生は本当に自分のものだったのだろうか」そんな疑問が心の奥底から湧き上がってくることはありませんか。

真面目に努力し、周囲の期待に応えようとしてきたあなた。親の考えた人生を歩み、上司の指示に従い、社会の常識を重視してきました。その結果、安定した人生を歩んでいると感じる一方で、「本当にの自分はどこにいるのだろう」という空虚感を抱かれているのではないでしょうか。

これは決してあなただけの問題ではありません。多くの人が直面する、人生の重要な転換点なのです。

1章 他者にコントロールされる人生の苦しさ

子どもの頃から「いい子」でいることを求められ、親の期待に応えることが愛情を受け取る条件だったあなた。学校では先生の言うことを素直に聞き、社会に出てからは上司の指示に従ってきました。この生き方は、確かに安全で、周囲から評価されやすいものです。

しかし、他者の基準で生きることの代償は想像以上に大きいものです。

常に他人の顔色を伺い、自分の気持ちよりも相手の期待を優先する。そんな生活を続けていると、いつの間にか自分の本当の気持ちがわからなくなってしまいます。「これは本当に自分がやりたいことなのか」「この選択は自分の意思なのか、それとも誰かの期待に応えているだけなのか」そんな疑問すら浮かばなくなってしまうのです。

他者にコントロールされる人生のもっとも辛い部分は、自分の人生を生きている実感が持てないことです。まるで、人生という舞台で、自分以外の誰かが書いた脚本を演じているような感覚。主人公のはずなのに、脇役のような気持ちで過ごしている。そんな状況が続くと、心は次第に疲弊し、生きる意味や目的を見失ってしまいます。

また、他社の期待に応え続けることで、自分自身への信頼も失われていきます。「自分の判断は間違っているかもしれない」「誰かに決めてもらったほうが安全だ」という思考パターンが定着し、ますます自分で決断することが困難になります。

パートナーとの関係においても、この傾向は顕著に現れます。本音を伝えることを避け、相手が望むであろう役割を演じ続ける。その結果、表面的には円満な関係を保っているように見えても、心の奥深くでは孤独感を抱えることになります。

2章 自分で決める力を取り戻す

では、どうすれば他者にコントロールされる人生から抜け出し、自分らしく生きることができるのでしょうか。

まず、自分の内側に意識を向けることです。長い間、外側の声ばかりに耳を傾けてきたあなた。今度は、自分の心の声に耳を傾けてみてください。

「今、どんな気持ちなのか」「本当はどうしたいのか」「何が嫌で、何が好きなのか」こうした基本的な感情や欲求を認識することから始めましょう。最初は戸惑うかもしれません。長い間封印してきた感情は、すぐには浮上してこないものです。焦らずに、時間をかけてゆっくり、自分との対話を重ねていきましょう。

次に、自分の価値観を見つめ直すことです。これまであなたが大切だと思ってきた価値観は、本当にあなた自身のものでしょうか。親から受け継いだもの、社会から刷り込まれたもの、職場の文化から影響を受けたものが混在しているかもしれません。

一度、ひとつずつ吟味してみましょう。他者から教えられ、思い込んでいるだけのものと、自分が生きる上で重要な価値観を区別するのです。

この作業は楽なものではありません。時には、自分が信じてきたものの多くが、実は他者から与えられたものだったという現実に直面することもあるでしょう。しかし、この気づきが、真の自立には重要なのです。

また、感情を大切にすることも重要です。これまで「感情的になってはいけない」「論理的に考えなくてはいけない」と自分に言い聞かせてきたかもしれません。しかし、感情は私たちの内側からのメッセージです。怒りは境界線の侵害を感じた時、悲しみは喪失感を感じた時、喜びは自分の本当の願いを叶えた時の証拠なのです。

感情を否定するのではなく、「今、自分はこんな気持ちなんだ」と受け入れてみましょう。感情を認めることで、自分の本当の気持ちが見えてきます。

3章 小さな決断から始める自由

自分で決める力を取り戻すために、いきなり大きな決断をする必要はありません。むしろ、日常の小さな選択から始めることが大切です。

例えば、今日の昼食を何にするか。これまで、「健康にいいもの」「経済的なもの」「時間のかからないもの」など、合理的な理由で選んでいたかもしれません。しかし、今度は「今日は何が食べたい気分だろう」と自分の欲求に耳を傾けてみてください。

休日の過ごし方も同様です。「生産性の高い時間の使い方をしなくては」「家族サービスは義務だ」「部屋の掃除をしなければ」など、「~べき」ではなく、「今日は何をして過ごしたいか」を基準に選択してみるのです。

職場でも小さな自己主張から始めましょう。これまで黙って受け入れていた無理な依頼に対して、難しい状況を素直に伝えることも、自己決定の一歩です。

パートナーとの関係においても、小さな本音の表現から始めてみましょう。「今日は疲れているから、ひとりの時間が欲しい」「この映画より、あちらが観たい」という些細なことを、自分の気持ちを伝えることが大切です。

これらの小さな選択を積み重ねることで、自分で決断することへの怖れが徐々に薄れてきます。そして、自分の選択に責任を持つことの充実感も味わえるようになります。

時には失敗することもあるでしょう。自分の選択がうまくいかない時もあると思います。しかし、失敗と挑戦は人生の一部です。成功からも失敗からも学び、より良い選択を心がければ良いのです。他者に決められた道で失敗するのと、自分で選んだ道で失敗するのとでは、その意味が全く違います。

重要なのは、完璧な選択をすることではなく、自分の意思で選択することそのものに価値があります。

人生の折り返し地点にたった今、これまでの生き方を見直し、残りの人生を自分らしく歩む決意を固める時期なのかもしれません。他社の期待や社会の常識に縛られることなく、自分の心の声に従って生きる勇気を持ちましょう。

一歩ずつ、あなたのペースで歩んでいけば、道は開けます。あなたは自分の人生の主人公として、生きる権利があるのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

山田 結子

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