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⬜︎目次⬜︎
- 1章 「夫」「妻」の役割に縛られていませんか?
- 2章 役割の仮面をかぶり続けるとどうなる?
- 3章 なぜ役割の仮面をかぶってしまうの?
- 4章 仮面を外すとどんないいことがある?
- 5章 仮面を外してみよう
- 6章 パートナーが変化を受け入れてくれない時
- まとめ:本当のパートナーシップを築くために
「最近、夫婦で話すのは家事のことばかり」
「パートナーと一緒にいても、距離を感じる」
「結婚する前はもっと自然に話せていたのに」
こんなふうに感じることはありませんか?結婚生活が長くなるにつれて、いつの間にか「夫」「妻」という役割の中に自分を閉じ込めてしまい、本当の自分を見失ってしまうことがあります。
今回は、そんな役割の仮面を外して、パートナーと本音で向き合う方法についてお伝えします。
1章 「夫」「妻」の役割に縛られていませんか?
結婚すると、私たちは自然と「夫」「妻」という役割を演じるようになります。

「夫」には家計を支え、家族を守る強い存在であることが期待され、感情を表に出さず、家事や育児は妻に任せるのが当然だと思われがちです。一方「妻」には、家事や育児の中心となり、家族の世話をしながら夫を支えることが求められます。いつも笑顔でいて、自分のことは後回しにするのが良い妻だとされることが多いでしょう。
これらの役割は、社会や家族から「こうあるべき」として教えられてきたものです。でも、本当にあなたはこの役割どおりの人でしょうか。
2章 役割の仮面をかぶり続けるとどうなる?
役割にばかり注目していると、こんなことが起こります。
まず、パートナーを「夫」「妻」としてしか見なくなり、1人の人間として見ることが少なくなります。そして「夫らしくない」「妻らしくない」ことを言わないようになり、本当の気持ちを隠すようになってしまいます。
役割を演じることに疲れくると、本当の自分がわからなくなります。話すのは家事の分担や家族のスケジュールなど実用的なことばかりになります。その結果、一緒にいるのに理解されていない、1人で頑張っているような孤独感が生まれてきます。
3章 なぜ役割の仮面をかぶってしまうの?
役割にしがみついてしまう理由はいくつかあります。

役割があると「何をすればいいか」がはっきりするので、迷わなくて済む安心感があります。また「良い夫」「良い妻」でいることで周りから認められたい気持ちもあります。本当の自分を見せて嫌われるより、役割を演じていた方が安全だと感じるし、今の関係を変えてしまうと、予測不能なことが起こるという不安もあるのです。
4章 仮面を外すとどんないいことがある?
役割の仮面を外すと、夫婦関係にこんな変化が生まれます。
お互いの新しい面を発見できるようになり、「こんな一面があった」という新鮮な気持ちを味わえます。事務的な話だけでなく、感情や考えを分かち合えるようになり、会話が楽しくなります。
お互いの本当の気持ちがわかると、より深いつながりを感じられるようになります。無理をして役割を演じなくていいので、自分らしくリラックスして過ごせます。
こうして、型にはまった関係から、生きた関係へと変わっていくのです。
5章 仮面を外してみよう
1)自分の本音に気付く
まずは、自分が何を感じているかに気付くことから始めましょう。
1日の終わりに、今日は何を感じたか、嬉しかったことや辛かったこと。パートナーに対してどんな気持ちを抱いたかを振り返ってみてください。最初はよくわからなくても、続けていくことで気持ちを捉えやすくなってきます。
2)小さなことから本音を伝える
いきなり大きなことを話そうとせず、小さなことから始めましょう。
日常の何気ない気持ちを伝えることから始めてみてください。「今日のコーヒー、美味しかったね」「疲れているけど、あなたと話せてホッとする」「その服、似合っているね」くらいの素直な感想を口にしてみましょう。感謝の気持ちを伝える時は、「昨日、皿洗いをしてくれて助かった」「掃除をしておいてくれてありがとう」など、具体的に伝えましょう。

3)役割を一時的に交換してみる
たまには、いつもと違う役割をやってみましょう。いつもは妻が作る夕食を夫が作る。いつもは夫が風呂掃除をするのを妻がやってみる。家事だけでなく、趣味を交換して体験するのもいいでしょう。
お互いのやっていることを体験すると、新しい一面が見えてきます。
4)「夫婦関係」以外の時間を作る
役割から離れた時間を作ってみましょう
2人だけの時間を作ることも大切です。
子どもがいない時間にデートしたり、家事の話は禁止して好きなことだけ話したり、一緒に新しいことを始めてみてください。同時に、それぞれが1人でいる時間、友達と会う時間、趣味を楽しむ時間なども大切にしましょう。そうすることで、夫婦の時間もより豊かなものになります。
5)昔の話をする
どんな子どもだったのか、学生時代は何をしていたのか、当時好きだったものや夢中になったものはあるか。そんな話をしてみましょう。
結婚前のことを話題にすることで、役割にとらわれる前のお互いを思い出しやすくなります。
6)本音を伝えるときの注意点
・責める姿勢で話すのではなく、自分の気持ちを伝える。
・うまくいかない時があっても練習と思って続ける。
・相手のペースも大切にして、変化を求めすぎないことも大切。
・否定的な言葉を言われても、諦めずに少しずつ進めていく。
6章 パートナーが変化を受け入れてくれない時
あなたが変わろうとしても、パートナーが今まで通りの関係を望むかもしれません。

その時は、まず自分が変わることに集中しましょう。相手を変えようとせず、自分らしくいることを大切にしてください。時間をかけて少しずつ理解を求めていきましょう。相手を変えることは難しいですが、あなたが変わることで、関係性が自然に変化していくこともあります。
まとめ:本当のパートナーシップを築くために
「夫」「妻」の役割は大切ではあります。しかし、それが全てではありません。
役割の奥にある本当のあなたとパートナーの個性を大切にしてください。お互いを1人の人間として尊重し、本音で向き合うことができれば、結婚生活はもっと豊かで生き生きしたものになります。
仮面を外すのは勇気がいることです。でも、その先には本当の意味でのパートナーシップが待っています。
小さなことでいいので、本当の自分を表現していきましょう。お互いが自分らしくいられる関係が、温かい結婚生活の基盤なのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
山田 結子
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