【コラム】祖父との関係と義父の入院

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こんにちは、山田結子です。

今回は、私と祖父との関係についてです。

私の祖父は、私が中学生の時に亡くなりました。タバコとビールを愛しながらも、特に大きな病でもなく、生涯を終えました。

私はこの祖父に対して、苦手意識がありました。

赤ん坊の時に、祖父に風呂に入れられて、頭を打って救急車で運ばれました。

そして、弟が生まれると、それなりに差別的な扱いを受けました。祖父にとって、長男は特別だったようです。

こうしたトラウマやインナーチャイルドがあって、祖父と私の心の距離は遠いものでした。

相手から特別嫌われているという感覚はないですが、私にとってはコミュニケーションがとれない相手でした。

祖父には方言もあり、モゴモゴと怒りながら話すと、何が言いたいのかわからない時がほとんどでした。

何に怒っているのかわからない。何を話しているのかわからない。でも、機嫌が悪いような気がする。同じ家の中にいるのに、言葉が通じないのは怖いと感じていました。

そんな祖父との関係でした。

先日、義父が入院しました。彼は89歳です。

義父がベッドから起き上がるのを手伝ったりしていると、祖父との関係がとても浅いものに思えてきました。

義父はよく喋る人なので、自分が気になったことや考えていることを積極的に言葉にします。それ原因で軋轢や誤解もありますが、本人はあまり気にしない性格です。義父と話しているように、祖父とももっと話ができたらよかったなと思えてきました。

これだけ、自分のことを話してくれると、相手の性格や思いなども理解しやすい。話すことで、相手のことが理解できて、怖れが軽減しやすいと感じました。コミュニケーションを重ねると、相手への理解がどんどん進みます。

自分のことを全く話さないと、相手が何を考えているのかわからず、怖さを感じやすいということもあるのかもしれません。

祖父も父も、あまり話さない人でした。喧嘩はないけど、相互理解もありません。母が間に入って、それぞれとコミュニケーションをとっていたのでしょう。

そう思うと、実家の家庭の雰囲気がとても難しいものだったと思えてきました。大っぴらに話し合うような雰囲気ではなく、それぞれが単独にコミュニケーションをとっていて、他の家族は知らない話がたくさんあるという状況だったことがわかってきました。

ひとつの家庭としてのまとまりはなく、分断された関係の中で過ごしていたのです。

私の強い孤独感や居場所のない感覚は、ここからきていたのかなと思えてきました。この分断された感覚をもう少し統合できたらいいなと思いました。

義父の入院のお手伝いは大変ですが、少し気づきをもらったような気分でした。

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