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⬜︎目次⬜︎
- 1章 なぜ不安に振り回されてしまうのか
- 2章 不安が教えてくれること
- 3章 自分軸を取り戻すための第一歩
- 4章 「他人軸」から「自分軸」へのシフト
- 5章 不安との新しい付き合い方
- 6章 自分を信じる力を育てる
- 7章 笑って過ごせる日々へ
朝起きた瞬間から、心がザワザワしている。何か悪いことが起こるような予感がして、胸が苦しくなる。人からどう思われているか気になって仕方がない。そんな不安に支配される毎日を送っていませんか。
不安とは、本来私たちを守るために存在しています。危険を察知し、準備を促してくれる大切なシグナルです。しかし、その不安があまりにも大きくなりすぎると、自分の心の声が聞こえなくなり、他人の評価や周囲の状況に振り回される日々が続いてしまいます。
今回は、不安に支配されがちな人が、自分の軸を取り戻し、どうしたら自分らしく生きられるようになるのかについて考えていきましょう。
1章 なぜ不安に振り回されてしまうのか
不安に振り回されやすい人には、共通した心の傾向があります。それは「自分よりも外側に意識が向きすぎている」ということです。
「あの人は私のことをどう思っているのだろう」
「失敗したら笑われるかもしれない」
「このままでは取り残されてしまう」

こうした思考は、外側の基準で自分を測ろうとしている傾向を示しています。自分の価値を他人の評価に委ねてしまうと、相手の反応ひとつで心が揺れ動き、安定した自分でいることが難しくなります。
この背景には、多くの場合、幼少期の体験が影響しています。親や周囲の大人から、ありのままの自分を受け入れてもらえなかった経験。常にいい子でなければ愛されないと感じた記憶。こうした体験は、インナーチャイルドの傷となって、大人になった今も「自分は受け入れられないのでは?」という不安の種を心に残し続けます。
2章 不安が教えてくれること
不安を敵だと思っていませんか。不安は、あなたに大切なメッセージを伝えようとしています。
不安の奥には、必ず「守りたい何か」が隠れています。例えば、人間関係で感じる不安の裏には「つながりを失いたくない」という願いがあり、仕事での不安の裏には「自分の価値を認めてほしい」という思いがあります。
不安を無理に消そうとするのではなく、「この不安は、私の何を守ろうとしているのだろう」と問いかけてみてください。そうすると、不安はただの敵ではなく、自分の気持ちを教えてくれる案内役に思えてきます。
3章 自分軸を取り戻すための第一歩
自分軸を取り戻すとは、外側の基準から内側の基準へ意識をシフトさせることです。他者の評価ではなく、自分自身の感覚を中心に基準を作っていくのです。
まず初めに、自分の感覚に意識を向ける練習をしましょう。1日の中で、ほんの数分でも構いません。静かに目を閉じて、自分の呼吸を感じてみてください。体のどこかに緊張はありますか。心はどんな感じがしていますか。

この「今の自分を感じる」という練習を続けることで、外側に向かっていた意識が少しずつ内側へ向いてきます。最初は難しく感じるかもしれませんが、焦らずに続けていきましょう。自分を感じることに慣れていくプロセスそのものが、自分軸を育てていくことにつながります。
4章 「他人軸」から「自分軸」へのシフト
他人軸で生きていると、常に周囲の反応を気にして疲れ果ててしまいます。自分軸を取り戻すには、少しずつでも「自分はどう感じるか」「自分は何を望んでいるか」を大切にする選択を増やしていくことが重要です。
例えば、友人から誘いを受けた時。本当は疲れていて休みたいのに、「断ったら嫌われるかもしれない」と思って無理に参加していませんか。こうした場面で、自分の気持ちを優先する選択をしてみることから始めましょう。
最初は罪悪感を感じるかもしれません。それは、これまで他人を優先してきた習慣が残っているからです。でも、自分を大切にすることは、決してわがままではありません。自分の心が満たされていなければ、本当の意味で大切にすることもできないのです。
5章 不安との新しい付き合い方
自分軸を持つということは、不安を完全になくすことではありません。不安を感じながらも、それに支配されずに自分の選択ができるようになることです。
不安が訪れたら、まずはそれを認めてあげましょう。「今、私は不安を感じているんだな」と、ただ観察してみてください。不安を否定したり、なかったことにしようとすると、かえって不安は大きくなります。

そして、不安を感じている自分に優しく語りかけてみてください。「大丈夫だよ」「一緒にいるよ」と。怖がっている小さな子どもに寄り添うように。これは、傷ついたインナーチャイルドを癒していくプロセスでもあります。
6章 自分を信じる力を育てる
自分軸を持つことの本質は、自分を信じられるようになることです。「私の感覚は正しい」「私には選ぶ力がある」と思えるようになることです。
この信頼は、一朝一夕には育ちません。でも、小さな選択を積み重ねていく中で、少しずつ確かなものになっていきます。自分の感覚を大切にして選んだことが、思っていたよりもうまくいった経験。自分の気持ちを伝えたら、予想以上に受け入れてもらえた経験。そうした成功体験のひとつひとつが、自分を信じる土台を作っていきます。
失敗したとしても、それは自分が間違っていたということではありません。むしろ、自分の選択を実践できたこと自体が大きな前進なのです。
7章 笑って過ごせる日々へ
不安に振り回されない自分軸を持つことができると、人生の質は大きく変わります。他人の顔色を伺って生きる窮屈さから解放され、自分らしい選択ができるようになります。
完璧でなくていいのです。時には不安に揺れることもあるでしょう。でも、そんな自分も含めて「これでいいんだ」と思えるようになった時、心は本当の意味で自由になります。

あなたの人生の主人公は、あなた自身です。他の誰でもありません。不安という感情と上手に付き合って、自分の内側にある声に耳を傾けてください。そこには、あなたが望む生き方へのヒントが隠されています。
自分のペースで一歩ずつ。不安に振り回される日々から、自分らしく笑って過ごせる日々へ。その道のりをあなた自身が歩き始めることを、心から応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
山田 結子
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