抵抗と爽やかに向き合うために

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⬜︎目次⬜︎

  1. 1章 抵抗が教えてくれること
  2. 2章 抵抗を敵にしない
  3. 3章 小さな一歩を許す
  4. 4章 抵抗のリズムを知る
  5. 5章 完璧な準備を待たない
  6. 6章 抵抗の声を書き出す
  7. 7章 抵抗との新しい関係

何かを始めようとするとき、心の中で「でも‥」「今じゃなくても‥」という声が聞こえてくることはありませんか。新しい挑戦をしようとするとき、変化を起こそうとするとき、私たちの中には必ずと言っていいほど「抵抗」が現れます。この抵抗は、決してあなたの弱さではありません。むしろ、心が長い間身につけてきた、ある種の防衛反応なのです。

1章 抵抗が教えてくれること

抵抗を感じたとき、多くの人は自分を責めてしまいます。「やる気がない」「意志が弱い」「本気じゃない」と。でも、抵抗の正体を知ろうとすると、見え方が変わってきます。

抵抗は、「今までの自分を守ろうとする力」です。たとえ、今の状況が苦しくても、少なくともそれは「知っている世界」です。心は未知のものより既知のものを選びます。なぜなら、それが生き延びるための本能であるからです。変化は、たとえそれが良い変化であっても、心にとっては「予測できない危険」に感じられるのです。

特に、子どもの頃に「変わろうとして傷ついた経験」がある人は、抵抗が強く出る傾向があります。自分を表現して否定された、新しいことに挑戦して失敗を責められた、そんな記憶がインナーチャイルドの中に残っているのかもしれません。

2章 抵抗を敵にしない

抵抗と向き合うとき、一番大切なのは「抵抗を悪者にしない」ことです。抵抗は、あなたを苦しめるために存在しているのではありません。むしろ、あなたを守ろうとして頑張っている部分なのです。

ですから、抵抗を感じたときは、まずその存在を認めてみましょう。「ああ、抵抗が出てきているんだな」と。そして、その抵抗に優しく問いかけてみてください。「何を守ろうとしているの?」「何が心配なの?」と。

すると、抵抗の奥にある本当の気持ちが見えてくることがあります。「失敗したら笑われるのが怖い」「頑張っても認められなかったら傷つく」「変わってしまったら、今の人間関係が壊れるかもしれない」。そんな、切実な不安や怖れが隠れているのかもしれません。

3章 小さな一歩を許す

抵抗と爽やかに向き合うためには、「完璧を手放す」ことが鍵になります。抵抗が強い時ほど、私たちは「一気に変わらなきゃ」「完璧にやらなきゃ」と自分を追い込みがちです。でも、それこそが抵抗を強めてしまうのです。

代わりに、抵抗感を感じにくい小さな一歩を選んでみてください。まずは知りたいことについて書いた本を読んでみる。運動を始めるなら、歩くことから始めてみる。話したい人がいるなら、まずは挨拶をしてみる。できて当たり前の小さな一歩をやってみましょう。

小さな一歩には、ふたつの効果があります。ひとつは、心が「安全」だと感じやすいこと。もうひとつは「できた」という成功体験が、次の一歩への勇気になることです。抵抗は、小さな成功体験を重ねることで、少しずつ和らいでいきます。

4章 抵抗のリズムを知る

抵抗には波があります。朝は軽いけれど、夜は重くなる。週の初めは強いけれど、慣れてくると弱まるというリズムです。自分の抵抗のパターンを観察してみると、「この時間帯は動きやすい」「この環境だと抵抗が少ない」という発見があります。

抵抗と戦うのではなく、抵抗の軽い時間や場所を選んで行動する。それも、爽やかな向き合い方の一つです。自分のリズムを無視して無理をするのではなく、自分の心の波に合わせて進んでいく。それは、自分を大切にするということでもあります。

5章 完璧な準備を待たない

抵抗がよく使う言葉があります。「もっと準備ができたら」「もっと勉強してから」「もっと自信がついたら」。この「もっと」は、実は永遠に来ない「いつか」です。

準備は大切ですが、完璧な準備が整うのを待っていたら、人生は過ぎていきます。抵抗は、準備という名目で、あなたを安全な場所に留めておこうとします。でも、本当の成長は、少し準備が足りないくらいのところで一歩踏み出した時に起こります。

「準備が整ってないけれど、今できることをやってみる」。その姿勢が、抵抗との新しい関係を作ります。失敗してもいい、完璧じゃなくてもいい、そんな許可を自分に出すことが、抵抗を和らげる鍵になります。

6章 抵抗の声を書き出す

抵抗が強い時は、頭の中でぐるぐると同じ思考が回ります。「でも」「どうせ」「無理」という言葉が、エンドレスに繰り返されます。そんな時は、その声を紙に書き出してください。

書き出すことで、漠然とした不安が具体的な形になります。すると、「これは子どもの頃によく言われたことだ」「これは過去の失敗体験からきている」と、抵抗のルーツが見えてくることがあります。そして、それが「今の現実」ではなく、「過去の記憶」であることに気づけるのです。

書き出した抵抗の声に対して、返事を書いてみましょう。「心配してくれてありがとう。今はもう大丈夫なんだよ」「確かにそうかもしれないね。でも、まずはやってみる価値はあるよね」。そんな対話をすると、心の中の対立を和らげてくれます。

7章 抵抗との新しい関係

抵抗は、消えてなくなるものではありません。新しい挑戦をするたびに、形を変えて現れます。でも、抵抗との付き合い方が変われば、それはもう障害ではなくなります。むしろ、「変化への一歩を踏み出そうとしているんだ」というサインになるのです。

抵抗を感じたら、それは成長のチャンスです。心が新しいステージに進もうとしている証拠です。だから、抵抗を感じたときこそ、自分に優しくしましょう。責めたりせず、過度に励ますでもなく、寄り添ってみましょう。そんな温かさが、抵抗と爽やかに向き合う秘訣なのです。

あなたのペースで、あなたのやり方で、一歩ずつ。抵抗も含めて、すべてがあなた自身です。そのすべてを包み込み、笑顔で進んでいきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

山田 結子

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