【コラム】読書を通じて思い出した「体験」の価値

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⬜︎目次⬜︎

  1. 型破りな児童文学との出会い
  2. 作家の人生と作品の温度
  3. 体験をどう解釈するか
  4. 体験から学び、人生に感謝する

こんにちは、山田結子です。

最近、本を読む機会を増やしています。特に、心の葛藤や複雑な思いが丁寧に描かれている物語に惹かれています。

型破りな児童文学との出会い

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品を何冊か読みました。この作家のストーリーには、「悪い人間」が登場します。それが主人公の姉だったり、叔父だったり、身近な存在であることも少なくありません。

主人公は犯罪に巻き込まれるような状況に陥り、誰を信頼していいのかわからず、誰にも相談できない孤独の中で、自分の力で乗り越えようともがきます。児童文学でありながら、破天荒で型破りな印象を受けるのです。

個性豊かな脇役たちが多数登場し、その誰もが重要な役割を担っています。後半にはスピード感が増し、読み終えた後には「自分も事件に巻き込まれていたような気分」になります。

作家の人生と作品の温度

こんな複雑な人間模様を描く人は、どんな人生を歩んできたのだろうと調べてみました。すると、彼女は両親からネグレクトに近い扱いを受け、疎開先を転々とする過酷な生活を体験していたことがわかりました。

第二次世界大戦を経験し、結婚後に三人の息子の子育て、夫の病気、義父の死、体調の悪い妹の世話、赤ちゃんを抱えた友人の受け入れなど。家事や育児、家族の世話に追われる中で物語を作ってきた人物だったのです。

こういった体験を「私は不幸だ」とネガティブに解釈することもできたでしょう。けれど、彼女の作品には悲壮感がありません。登場人物たちはどんなに理不尽な状況でも生き生きと動き回り、欠点さえもその人の個性のように描かれます。一見「悪い出来事」に見える伏線も、最後には物語の重要な要素だったことに気付かされるのです。

体験をどう解釈するか

私は子どもの頃から、この『目の前のどんな体験にも意味がある』という姿勢が好きでした。さまざまな体験を最初から「ネガティブだ」と決めつけてしまうことは、そこから学べるものや気づきを見逃してしまうことになりかねません。

私たちも日々の中で、辛いこと、理不尽なこと、理解されないことを体験しています。そういった体験の渦中にいるときは、その意味を見出すことは難しいかもしれません。

けれど、その体験をネガティブなものと解釈するか、ポジティブなものと解釈するかを決めるのは私たち自身です。同じ出来事でも、見方を変えることで、まったく違う意味を持つようになります。

ダイアナは、過酷な人生を歩みながらも、その体験を物語の豊かさに変えていきました。理不尽な状況や複雑な人間関係を否定するのではなく、物語の中で丁寧に描き出すことで、読者に「人生には無駄な体験なんてないのかもしれない」と思わせてくれるのです。

体験から学び、人生に感謝する

私が子どもの頃から体験してきたたくさんのことも、いつか「ああ、この体験にはこんな意味があったんだ」と思える日が来るでしょうか。

どんな体験にも意味があって、そこから私は学んでいたんだと実感したとき、人生に感謝の気持ちが湧いてくるだろうと思います。

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