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⬜︎目次⬜︎
- 1章 個性は「作るもの」ではなく「すでにあるもの」
- 2章「違和感」が教えてくれる本当の自分
- 3章 素直な感覚を受け止め、表現する
- 4章 個性を表現することへの怖れを手放す
- 5章 個性は変化し続けるもの
「あなたの個性はなんですか?」と聞かれたとき、すぐに答えられるでしょうか。多くの人が、この問いかけに戸惑いを感じます。それは、私たちが長い間、自分の個性よりも「周囲に合わせること」「期待に応えること」を優先してきたからかもしれません。
個性とは、生まれ持った才能や目立つ特徴だけを指すのではありません。むしろ、あなたが心地よく感じる在り方、自然と惹かれるもの、無理なく表現できる感情や考え方ーそれらすべてが個性の一部です。今回は、見失いがちな「自分の個性」を理解し、取り戻していくためのヒントをお伝えします。
1章 個性は「作るもの」ではなく「すでにあるもの」
「個性的になりたい」と考えるとき、私たちはつい「何か特別なことをしなければ」と思いがちです。しかし、個性とは本来、努力して作り上げるものではなく、あなたの中にすでに存在しているのです。
幼い頃、あなたは何に夢中になっていたでしょうか。どんな遊びが好きで、どんなことに心を躍らせていたでしょうか。それらの記憶の中に、あなたの本質的な個性が隠れています。

ところが、成長する過程で、私たちは「それは変だよ」「もっと普通にしなさい」といった言葉を受け取ることがあります。親や先生、友人からの何気ない一言が、自分らしさを隠すきっかけになることもあるのです。そうして少しずつ、自分の個性を抑え込み、周囲に合わせた姿を「自分」だと思い込むようになっていきます。
つまり、個性を取り戻すとは、本来のあなたを覆い隠している層を、一枚ずつ剥がしていく作業なのです。無理に何かを付け足すのではなく、本来の自分を思い出していく。それが、個性を取り戻す本当の意味です。
2章「違和感」が教えてくれる本当の自分
では、覆い隠された個性をどうやって見つけていけばいいのでしょうか。その第一歩となるのが、自分の内側に生まれる「違和感」に気づくことです。
「みんなはこれを楽しんでいるけれど、自分はあまり楽しくない」「周囲は賛成しているけれど、なぜか心がザワザワする」ーこうした感覚を、私たちはつい無視してしまいがちです。「自分がおかしいのかな」「もっと前向きに捉えなきゃ」と、違和感を押し殺してしまうのです。
しかし、この違和感こそが、あなたの個性を示すサインです。違和感は「今の状況が、本来の自分に合っていない」と教えてくれる、心からの大切なメッセージなのです。
大切なのは、違和感を「良い・悪い」で判断しないことです。人によって心地よく感じることが違うように、違和感を感じるポイントも人それぞれ。大勢でワイワイ過ごすことに違和感を覚える人は、少人数で深く関わることに心地よさを感じる個性を持っているのかもしれません。効率重視の進め方に違和感を覚える人は、丁寧なプロセスを大切にする個性があるのでしょう。これらは優劣ではなく、あなたという人間が持つ自然な特性であり、強みでもあります。
違和感を大切にするということは、自分の感覚を信頼するということです。「なぜ、こう感じるのだろう」と自問することで、自分の価値観や好み、大切にしたいことが明確になっていきます。
まずは、日常の中で感じる小さな違和感に気づいてみてください。それを否定せず、「ああ、私はこう感じているんだな」と認めることから始めましょう。それが、本来の自分を取り戻す第一歩になります。
3章 素直な感覚を受け止め、表現する
違和感に気づけるようになったら、次は、その感覚を素直に受け止め、表現していくステップです。多くの人にとって、これが大きな挑戦となります。
私たちは長年、自分の素直な感覚を押し込めてきました。「こんなことを感じてはいけない」「こう思うべきだ」と、自分の感情や考えを検閲する習慣が身についています。特に、人間関係を大切にする人ほど、自分の本音を飲み込んでしまう傾向があるのです。

しかし、感覚を受け止めるとは、まず「感じてもいい」と自分に許可を与えることです。怒りを感じても、悲しみを感じても、モヤモヤした気持ちを抱えても、それは悪いことではありません。感情に良し悪しはなく、すべてあなたの大切な一部なのです。
そして、その感覚を少しずつ表現する練習をしていきましょう。表現といっても、いきなり自己主張を強くする必要はありません。まずは日記を書いてみる、信頼できる人と自分のことを話してみる、小さな場面で自分の考えを伝えてみるなど、できることから始めてみましょう。
例えば、友人との食事で「どこに行きたい?」と聞かれたとき、「どこでもいいよ」というのをやめてみましょう。「和食はどうかな」「魚料理が食べたい」「辛いものが好き」など、自分の感覚から答えてみるのです。
こうした小さな表現の積み重ねが、あなたの個性を育てていきます。自分の感覚を言葉にすることで、個性に対する実感が強まり、さらに自分らしさを表現する自信にもつながっていくのです。
4章 個性を表現することへの怖れを手放す
素直な感覚を表現し始めると、多くの人が壁にぶつかります。それは「個性を表現することへの怖れ」です。
「こんなことを言ったら変だと思われるかもしれない」「自分らしくいたら、嫌われるかもしれない」ーこうした不安は、過去の経験から生まれることが多いものです。かつて自分らしさを出した時に否定された記憶や、周囲と違うことで孤立した経験が、心の奥に残っているのかもしれません。
しかし、ここで思い出してほしいのは、個性とは良し悪しの評価を超えた、あなたの特性だということです。すべての人に好かれる必要はありませんし、万人受けする個性というものは、実は個性とは言えません。
自分らしさを表現することで、確かに一部の人とは距離ができるかもしれません。けれども同時に、本当の意味であなたと響き合う人との出会いも生まれます。個性を隠して多くの人と表面的な関係を築くよりも、個性を表現して深いつながりを持つ方が、人生の質は格段に高まるのです。
また、怖れを感じること自体は自然なことです。それを無理に消そうとするのではなく、「怖れを感じながらも、一歩踏み出してみる」という姿勢が大切です。怖れと共に進む勇気が、やがてあなたの自信となっていきます。
表現することへの怖れは、少しずつ小さくなっていきます。自分らしさを出しても大丈夫だという経験を重ねることで、心は安定し、本来の自分で生きることが自然になっていくのです。
5章 個性は変化し続けるもの
最後にお伝えしたいのは、個性は固定されたものではないということです。「これが私の個性」と一度決めたら、それを守り通さなければならないわけではありません。
人は経験を通して変化し、成長します。10代の頃に好きだったことが、40代では興味がなくなることもあります。逆に、以前は興味がなかったことに、年齢を重ねてから惹かれることもあるでしょう。それは、個性がなくなったのではなく、個性が深まり、広がっているのです。

だからこそ、定期的に自分と向き合い、「今の自分は何を大切にしているのか」「今の自分は何を楽しいと感じるのか」を確認することが大切です。過去の自分に縛られず、今この瞬間の自分の感覚を大切にしてみましょう。
個性とは、あなたがあなたらしく生きるための羅針盤です。その針は、あなたの心の声に従って動きます。だからこそ、外側の声ではなく、内側の声に耳を澄ませることが何より重要なのです。
自分の個性を知り、それを表現しながら生きることは、自分を大切にするということです。そして、自分を大切にできる人だけが、本当の意味で他者を大切にすることもできます。あなたの個性は、あなた自身のためだけでなく、あなたの周りの人にとっても、かけがえのないものなのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
山田 結子
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