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こんにちは、山田結子です。
ようやく立春が過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。雪の予報も出ています。
アクリル絵の具との出会いが教えてくれたこと
絵のお教室に通っていると、様々な刺激を受けます。先日は、アクリル絵の具で布に絵を描く機会がありました。とても発色が綺麗な絵の具で、思っていた以上に自由に描けて楽しい体験でした。
私は長い間、油絵を描いてきました。そのため、不透明で厚塗りができる絵の具の感覚が、まだ身体に馴染んでいることを改めて実感しました。
水彩画が教えてくれた「緊張」の正体
水彩画を始めたばかりの頃は、紙の上で色が混ざり合う感覚が、なかなか理解できませんでした。
水彩画は下の色が透けて見えるため、色を塗り重ねる際には「どんな色に変化するか」を常に計算しながら進める必要があります。一度暗くしてしまうと、後から明るさを取り戻すのが難しく、描いている間はずっと神経を研ぎ澄ませている状態でした。

一方、不透明のアクリル絵の具には、そのプレッシャーがありません。乾いた後であれば、暗い色の上からでも明るい色をのせることもできます。この「隠ぺい力」のおかげで、油絵に近い感覚で、描き進めることができました。
そして、塗っている間、今までにない開放感を感じたのです。適当に塗っても後で修正できるという安心感がありました。絵の描き方が違うことが、こんなにも強いストレスになっていたとは、自分でも驚きでした。
技法の違いが生む心理的な負担
水彩画と油絵の間には、想像以上に大きなギャップがあります。水彩画の方が、塗りの計画性や混色に対する知識がより必要です。油絵は絵の具を拭き取って、描き直せばいい。後から明るさを調整することもできます。迷いながらも、完成まで持っていけるのが油絵の良さです。
そもそも全く異なる技法だという実感がないまま始めてしまったために、なんとなく大変だなと感じつつも、そのストレスが未処理の状態になっていたようです。
自分らしいやり方を見つける自由
今回の体験を通して、家ではアクリルを使ってもいいかもしれないと思いました。水彩でパッとしなかった絵に、アクリルを重ねてみたらどうなるのか、興味が湧いてきました。

そう思ったら、色々と試してみたらいいという気持ちになってきました。私は形式にこだわるのが苦手で、自分なりのやり方を見つけていく傾向があります。絵の描き方も、こうやって自己流の何かを見つけるまで、進み続けるのかもしれないなと思いました。
正解を探すより、自分が心地よく感じる方法を見つけていく。それが、私らしい創作の形なのだと、改めて気づかされた出来事でした。
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