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⬜︎目次⬜︎
- 1章 「すごいね」を求めて、あなたはどれだけ消耗しているか
- 2章 承認欲求は悪者ではないーーでも、なぜ疲れるのか?
- 3章 どれだけ認められても満たされないのはなぜ?ーー幼少期の影響
- 4章 自己アピールと上手に付き合う3つのヒント
- 5章 自己アピールと付き合えるようになると、生き方が変わる
「もっと認めてほしい」「どうして私の頑張りを認めてもらえないんだろう」ーーそんな気持ちを、心のどこかで抱えたことはありませんか?
職場で成果を出しても、思ったより反応が薄かった。面白い話をしたつもりなのに、相手の反応がなかった。自分の話を聞いてもらいたくて、人の話を落ち着いて聞けない。なんとなく虚しくて、空回りしている気がする。
そういう経験を繰り返していると、「自己アピールを抑えなくてはいけない」「静かにしていることがいいことだ」と思い込んで、自己否定に陥ってしまうこともあります。
でも、一度深呼吸して考えてみてください。「認められたい」という気持ちは、本当に悪いものなのでしょうか。
今回は、承認を求めて疲れてしまうパターンの仕組みを紐解き、自己アピールとの上手な付き合い方をお伝えしていきます。
1章 「すごいね」を求めて、あなたはどれだけ消耗しているか
少し、自分のことを振り返ってみましょう。
誰かに褒められた日は気分が良くて、否定されたり無視されたりした日は気分が沈む。評価が気になって、本当にやりたいことより「受けがいいこと」を選んでしまう。人と会話するとき、気づいたら自分アピールをしていたーーそんなことはありませんか?

承認を求める行動は、一見すると「もっと頑張ろう」とするエネルギーになることもあります。しかし、外側の評価に依存しすぎると、じわじわと消耗していきます。
褒めてもらえれば、一時的に満たされます。でも、その満足はすぐに薄れて、また次の「すごいね」を求めてしまう。一時的には潤ったように感じても、すぐにまた渇いてしまうのです。
「認められたい」という気持ちに振り回されて生きることは、想像以上にエネルギーを使います。そしてその疲れは、自己嫌悪や虚しさとなって、じわじわと心を蝕んでいくのです。
2章 承認欲求は悪者ではないーーでも、なぜ疲れるのか?
ここで確認しておきたいことがあります。「認められたい」という気持ちは、悪いものではありません。
人間はもともと、社会的な繋がりの中で生きる生き物です。誰かに存在を認めてもらいたい、自分の価値を感じたいーーそう思うことは、ごく自然な感情です。承認欲求は、心の根本的なニーズのひとつでもあるのです。
承認欲求とは「認められたい、受け入れられたい」という気持ちそのものであり、自己アピールはその気持ちが外側への行動として現れたものです。つまり、承認欲求が根っこにあって、自己アピールはその表現のひとつに過ぎません。承認欲求が十分に満たされていると、他者の評価に左右されず、自然体でいられることが多くなります。
では、なぜ承認欲求があると疲れてしまうのでしょうか。
それは、「承認は外側からしか得られない」という思い込みがあるからです。他人の反応だけを「自分の価値の証明」にしてしまうと、常に誰かに賞賛されるような行動や言動ばかりを選ぶようになります。褒められないと、自分には価値がないように感じてしまう。その揺れに、知らず知らずのうちに消耗していくのです。
承認欲求そのものが問題なのではなく、「自分の外側にしか答えがない」という状態が、疲れを生み出しているのです。
3章 どれだけ認められても満たされないのはなぜ?ーー幼少期の影響
では、なぜ「外側からしか満たせない」という思い込みが生まれるのでしょうか。そこには、幼い頃の体験が深く関わっています。
子どもの頃、私たちは親や周囲の大人から「見てもらうこと」「認めてもらうこと」によって、自分には価値があると感じ取ります。「あなたがいてくれて嬉しい」「よく頑張っているね」ーーそういった言葉や態度が、子どもの心の土台をつくります。

しかし、そのような承認が十分に得られないと、「自分は認めてもらえない」「愛されない」「価値がない」という信念が心に根づいてしまいます。こうした幼少期の心の傷があると、大人になっても「認めてほしいーーでも認めてもらえない」という強い渇きを繰り返すようになります。
職場での頑張り、会話の中でのアピールーーその行動の多くが、実は幼少期に満たされなかった「見てもらいたかった」という気持ちの延長線上にある場合があります。だからこそ、どれだけ外側から「すごいね」をもらっても、根本的な渇きは癒えないのです。
4章 自己アピールと上手に付き合う3つのヒント
では、どうすればこの疲れるサイクルから抜け出せるのでしょうか。長年続いてきた癖は、一朝一夕には変えられないかもしれません。でも、まずは次の3つを意識してみましょう。
1)承認欲求に気づいても、無理に直そうとしない
「認められたいと思って行動していた」と気づいたとき、無理に変えようとしなくて大丈夫です。「今の私は、認められたかったんだな」と、ただ気づいて受け止めるだけでいい。それだけで、変化の第一歩になります。
2)小さな自己承認を習慣にする
他者からの「すごいね」を待つのではなく、自分で自分に「よくできたね」と言ってみましょう。大きな成果でなくてかまいません。「今日の計画通りに動けた」「苦手なことだったけど、ちゃんとできた」ーーできるだけ小さなことを、丁寧に承認する習慣が大切です。小さな自己承認を積み重ねることで、少しずつ内側の軸が育っていきます。
3)「好き・楽しい」を行動の基準にしてみる
承認欲求が強いとき、行動の動機が「よく見せたい」「評価されたい」に偏りがちです。そんなとき、「これは自分が好きだからやるのか」と問いかけてみましょう。誰かに褒められなくても、「好き・楽しい」という感覚は他者の反応に左右されにくいもの。承認とは切り離された、純粋な動機になりやすいのです。
この3つを少しずつ習慣にすることで、評価の軸が外側から内側へと移っていきます。
5章 自己アピールと付き合えるようになると、生き方が変わる
自己アピールと上手に付き合えるようになると、生き方が変わってきます。
他者からの「すごいね」がなくても、自分の中に「まぁ悪くない」「今日もよくやった」という静かな感覚が育ってきます。それは、無理のないペースで前に進むための土台になります。
誰かに認めてもらえなくても、自分が自分を認めている。その感覚があると、人との関わり方も変わってきます。「どう見られるか」より「どうありたいか」を軸に動けるようになり、自分を大きく見せなくても、穏やかでいられるようになっていきます。

「すごいね」と言われても言われなくても、揺らがない自分の軸で成長できるーーそんな自分へと、少しずつ近づいていけるのです。
「認められたい」と感じるたびに、まずこう自分に言ってみてください。
「そうだよね、認められたいよね。ずっと頑張ってきたよね。」
その小さな一言が、疲れているあなたの心をほぐし、温かさを取り戻すきっかけになるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
山田 結子
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