人に合わせすぎて疲れるなら、「価値観」を取り戻すと心は軽くなる

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⬜︎目次⬜︎

  1. なぜ、私たちは「本当の自分」がわからなくなるのか
  2. 自分の「価値観」を見つける方法
  3. 価値観は、少しずつ変えていける
  4. 他人の価値観から、自分を知る
  5. どんな価値観を持ってもいい――大切なのは「一貫性」

なぜ、私たちは「本当の自分」がわからなくなるのか

会話が業務連絡のようになっていたり、誰かの一言に振り回されて、気づけば自分の気持ちを後回しにしていたり――。そんな毎日を送るうちに、「本当の自分が何を望んでいるのか」がわからなくなっている方は少なくないでしょう。

その背景には、多くの場合「価値観」の弱さがあるのかもしれません。価値観とは、「これを大切にしていると、自分らしくいられる」と感じられるもの。誰かに強制されるものではなく、それに沿って生きているときに、心のどこかで納得感が生まれるものです。

たとえば「挑戦している」「成長している」「自由である」「安定している」「調和的である」「思いやりを持つ」など。価値観には「方向性」はあっても「目的地」はありません。どちらに進めば自分らしいか、を示す道しるべのようなものです。

家庭や職場で、相手の顔色をうかがい続けているうちに、自分の価値観よりも「相手が求める自分」を優先する癖がついてしまうことがあります。これが続くと、「本当の自分には価値がない」という感覚が強まりやすくなります。まずは、自分がどんな価値観を大切にしてきたのかを、ゆっくり見つめ直すことから始めてみましょう。

自分の「価値観」を見つける方法

価値観を見つける手がかりは、日常の感情の中にあります。他人の「好ましい」態度に共感したとき、逆に「怒りや失望」を感じたとき、そこには自分の価値観が隠れていることが多いのです。

たとえば、「成長している人」を見て好ましいと感じ、「成長意欲の低い人」に苛立ちを覚えるなら、「成長」があなたにとって大切な価値観です。「思いやりを示す人」に好感を持ち、「思いやりのない人」に失望するなら、「思いやり」が大切な価値観だといえます。自分が強く反応したところから、価値観は見つかります。

そして、自分の価値観に反する行動をしようとすると、「落ち着かなさ」「罪悪感」「自己否定」などが生じたり、身体に反応が出ることもあります。それほどまでに、私たちは自分の価値観に縛られて生きているのです。

とくに、親からの強い介入を受けて育った方は、「自分の価値観」よりも「親が期待する価値観」を優先することが習慣化しているケースもあります。この場合、まずは「今後も必要な価値観なのか」と価値観そのものを問い直してみることが大切です。

価値観は、少しずつ変えていける

「調和的であること」を重んじてきた人が、「対立してでも自分の意見を通す」ことに挑戦するのは、かなり大きな変化です。これまでの自分を全否定するくらいの力がないと、簡単には変えることはできません。一気に変えようとすると、なかなかうまくいかないものです。

このような大きすぎる変化ではなく、「ここなら変えられそうだ」と思える、少し印象の違う価値観を見つけて試してみましょう。

たとえば「本音」を大切にするならできそうだと思ったら、まずは一人の時間に「本音」を大切にする習慣を増やしていきます。それが十分にできるようになったら、あなたの変化を肯定してくれそうな相手に、少しずつ「本音」を表現する機会を増やしていくのです。「調和的である」時間より、「本音」でいる時間の方が長くなってきたら、価値観は自然と切り替わっています。

無理に変えようとするのではなく、小さな一歩を積み重ねていくことが、結果的には一番の近道になります。

他人の価値観から、自分を知る

自分の価値観への理解が深まってきたら、次は他人の価値観を観察してみましょう。相手が「好ましい」「怒りや失望」を感じた出来事を聞いたら、その奥にある価値観を予想してみるのです。

お互いに話し合える相手なら、「それは思いやりですよね」と確認してみるのもいいでしょう。予想と違っていても構いません。「いや、それは信頼関係だよ」と返ってきたら、相手が「信頼」を大切にしていることがわかります。

相手の価値観を知ろうとする姿勢そのものが、関係性を少しずつ深めてくれます。ただし、自分がこれまで体験したことのない価値観は、想像力が働きにくいもの。決めつけるような姿勢は禁物で、丁寧に理解しようとする姿勢を持つことが大切です。

どんな価値観を持ってもいい――大切なのは「一貫性」

基本的に、どのような価値観を持っていても構いません。個人の自由です。ただ、会う人によって価値観をコロコロ変えてしまうことが習慣になっていると、心が混乱しやすくなります。

その背景には、「嫌われたくない」「否定されたくない」という思いがあることが多いものです。けれど、これを繰り返すうちに、「本当の自分」がだんだんわからなくなっていきます。人間関係に疲れを感じたり、信頼関係が育ちにくくなったりして、塞ぎ込んだような気持ちになりがちです。

心の安定を大切にしたいなら、できるだけ一貫した自分でいることを目指しましょう。もし今の環境がまだ整っていないなら、まずは自分の価値観に好意的でいてくれる人たちと過ごす時間を、少しずつ増やしていくことから始めてみてください。それだけでも、「本当の自分」を取り戻す小さな一歩になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人について

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「自分には価値がない」という思い込みを手放し、本来の自分を取り戻すサポートをしています。ヒーラー&リーダーの山田結子です。

インナーチャイルドの癒しに携わって約20年。ヒーリングとリーディングを組み合わせたセッションで、多くの方の「自分らしい生き方」への一歩をご一緒してきました。

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