【コラム】同じ山なのに、こんなに違って見えた ─ 2回目の筑波山

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⬜︎目次⬜︎

  1. 女体山コースは「登りやすいが虫だらけ」
  2. 虫に追われながら思い出した「指輪物語」
  3. 神域としての筑波山、参拝という感覚
  4. 絶景の山頂と、虻に負けた下山ルート

こんにちは、山田結子です。

先日、2回目の筑波山に行ってきました。ちなみに、1回目の筑波山は、男体山の山頂まで行き、自然のアスレチックを楽しみながら登った感覚でした。岩場のところを「どうやって登るか?」を意識しながら登るのが楽しかったです。

今回は、新調した靴の状態の確認もしつつ、女体山の山頂を参拝して帰ろうと思いました。

女体山コースは「登りやすいが虫だらけ」

今回は女体山側の白雲橋コースを歩いて、山頂を目指しました。個人的には、男体山側の御幸ヶ原コースの方が歩きやすかったです。急勾配で険しいと説明されているものの、あまり登りにくいとまでは感じませんでした。岩場が多いものの登山道は明るく、虫もそんなにいませんでした。

一方、女体山側のコースは少し薄暗い雰囲気で、足元の泥がベトベトしている感覚がありました。傾斜は緩やかで岩の場所が少なく、一般的には登りやすいのかもしれません。景色もよいので、人気のコースではあるようです。

しかし、途中で虫がまとわりついて来る場面もありました。蜂や虻がブンブン飛び回っていて、油断すると刺されます。休憩すると、すぐに小虫がワラワラ寄ってきて、落ち着いて休むこともできません。日差しのある明るい場所は比較的虫が少なく、山頂に近づくにつれて減ってきました。

多くの登山者が虫よけスプレーをまいていましたが、あまり効果は高くないようでした。帽子にかける蚊帳のようなものの方が、案外いいのかもしれません。

虫だらけの中では呼吸も制限されます。鼻や口に虫が入ってしまうことも考え、できるだけ呼吸を細くして、手で追い払いながら登りました。牛が尻尾を振って虫を追い払うような気分です。集中力を保ちにくい状態でしたが、できるだけ遅い速度でも立ち止まらないように歩くことに集中しました。駐車場の木のウロにも蜂が飛び回っていて、ぼんやりしていると刺激して追いかけられかねません。

これまで虫を意識して登山してはいなかったのですが、事前に調べていれば分かったことだったので、今後はもう少し虫に対しても準備が必要だと感じました。虫除けスプレーを荷物に入れておくのもよさそうです。

虫に追われながら思い出した「指輪物語」

そんな中でふと、「指輪物語」を思い出しました。「指輪物語」は映画にもなっているので、ご存知の方も多いかもしれません。ホビットたちが旅をしながら、力の指輪をめぐるドラマを描いていく物語です。

指輪物語では旅のシーンがたくさんあります。それらのシーンにはどことなくリアリティが感じられます。著者のトールキン氏が従軍していたため、野外での生活に実体験があったためではないかと私は思っていました。小説の表現は、このような実体験があると、表現の幅が広がるのだろうと思います。

ほんの少しの休憩でさえ虫に追いかけられてままならない、この状況を思うと、野外の生活は非常に困難を伴うということが想像できます。虫がまとわりつくと集中力が削がれます。頭の後ろあたりを、ずっと虫がついて来るような感じでした。もしこんな野外で眠ったら、マダニにも刺されたり、アリにたかられるかもしれません。

現代の旅は、電車や飛行機に乗って観光地にたどり着くことが旅という感覚になりやすいですが、実際は家の近所の知らないお店を訪れることにも「未知の旅」のような感覚はあると思います。どんな体験がしてみたいのかという立ち位置に立てば、ほんの小さな旅も、新しい発見に満ちた時間にできるのかもしれません。その工夫が、充実感を高めていくのでしょう。

神域としての筑波山、参拝という感覚

山は湿度が高く、蒸し暑かったです。頭まで真っ赤になるほど、熱がこもっていました。

そんな暑さの中でも、道端には祠がいくつも佇んでいました。祠を参拝せずに通り過ぎる人が多かったように思います。かなり立派なものもあったので、なんとなく無視するには存在感があると思うんですが、ほとんどの人が登ることで精一杯なのかもしれません。

女体山側は、山中に巨石や奇岩もあり、祠のある参拝場所も多かったです。より神域であるという雰囲気を感じさせられました。筑波山神社のホームページには山中の名所が記載されています。母の胎内くぐりという行場もあって、修行場であるという雰囲気は感じ取れます。ここでどんな行が行われていたのか、興味がわきました。

最後に、筑波山神社を参拝しながら祠などもすべて参拝して、男体山と女体山を両方回って下山するのが理想的なコースのように思いました。参拝という意味合いを強くするには、それが良さそうだと感じました。

前回の筑波山はいかにも「登山」という雰囲気でしたが、今回は「参拝」感覚が強い登山となりました。

山は亡くなった方々の鎮魂のために登っている人たちがいるというイメージが湧いてきました。山に登るだけで鎮魂できるんだろうかと思いましたが、霊山と言われるような山なら、そういう面もあるのかもしれません。

祠がたくさんあることも、山中に参拝場所がいくつもあることも、少し納得感が出てきました。

1回目の登山の時は、祠まで意識が向きませんでした。疲れてしまって、祠をまわる気持ちになれなかったのです。今回は、準備してきたので、体力的に余裕がありました。1回目と同じ山を登ったのに、これだけ受け取ったものの印象が違うのは面白いと感じます。

絶景の山頂と、虻に負けた下山ルート

ちなみに、女体山の山頂は岩場から見える景色が素晴らしかったです。普通だったら、岩場から景色を見るのは怖いかもしれません。しかし、岩登りを散々やってきた後だと、慣れていたのか、あまり怖さは感じませんでした。

そして、女体山の山頂からケーブルカーの駅に向かいました。ケーブルカーの駅はたくさんの観光者で賑わっていました。

当初は下りも歩きたいと思っていましたが、同行者が虻に噛まれたので、大事をとってケーブルカーに変更したのです。虫を追い払った後もしばらく痛そうだったので、腫れていないか懸念していました。タイツを履いている部分を噛まれたので、状態をすぐに確認できなかったのですが、実際はすぐに追い払ったので大丈夫だったようです。帰りに、おにぎり屋さんに入りました。おにぎりと味噌汁で軽い昼食をとりました。

山という場所は、なんだか不思議な場所だなと思います。歩く場所によって全く違う顔を見せる。前回と同じ山だからといって、見える世界が同じとは限りません。1回目は連休中日で非常に混雑していましたが、2回目は日曜だったので、そこまでの混み具合ではなかったです。登山者が多い日だと譲り合いの場面が増えて時間がかかることを思うと、もう少し空いている場所にも行ってみたい気がします。

あまり難しい場所に行くつもりはないですが、もう少し体力をつけて、もっと自由に体を動かせるようになりたいと思いました。そのためにも、まずは自分の足腰を鍛えたいと思います。次はケーブルカーやロープウェーがない低山を検討し、やはり自分の足で登ったり下ったりしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人について

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「自分には価値がない」という思い込みを手放し、本来の自分を取り戻すサポートをしています。ヒーラー&リーダーの山田結子です。

インナーチャイルドの癒しに携わって約20年。ヒーリングとリーディングを組み合わせたセッションで、多くの方の「自分らしい生き方」への一歩をご一緒してきました。

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