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⬜︎目次⬜︎
こんにちは、山田結子です。
「さあ、考えよう」と思ったとき、どんな状態になっていますか。
一瞬、頭が真っ白になる。言葉が何も出てこない。何も浮かばない――そんな経験はありませんか。これは、能力に問題があるわけではありません。あなたの心と体が、自分を守ろうとするときに生まれる反応かもしれないのです。
ちなみに私自身は、考えようとすると頭にかなり強い力が入る習慣がありました。その「力み」が緊張を生み出し、思考の妨げになっていると気づいてから、この習慣を見直すようになりました。
「考えるときの最適な状態」というのは確かにあるはずです。でも、学校で教わることはありません。自分で探っていくしかないのが、少し厄介なところですね。
「力み」が当たり前になっているとき
私にとって、頭に力が入っているのはごく普通の状態でした。まるで「考えるときは、頭に力を入れるのが当然だ」と思い込んでいるような習慣だったと思います。
一般的に、子どもの頃に何かを考えたり答えたりするたびに緊張が走る場面が続くと、「正しく言わなければ」「怒られないようにしなければ」「がっかりさせてはいけない」という思いが繰り返されていきます。そうして「考えること」そのものが、脅威として感じられるようになっていくのです。

本来、思考はリラックスした状態で動くものです。それが許されない環境に置かれると、脳と体は「考える=緊張する」というパターンを学習します。やがてその力みは当たり前になりすぎて意識にも上がらなくなり、考えようとするたびに体が硬くなる――というサイクルが生まれます。
これは幼少期に学習した習慣や心の傷によるもので、過去の体験が今の思考パターンを固定しているのです。
フリーズは「防衛反応」だった
考えようとしたとき、思考がピタリと止まる「フリーズ」を経験したことはありませんか。
私も過去にこの現象が起きていて、相手の話が聞こえなくなる瞬間すらありました。私の実感では、「力み」がある人は、フリーズも起きやすい傾向があるように思います。
フリーズとは、神経系が脅威を感じたときに発動する「固まる・シャットダウンする」反応です。思考が止まり、言葉が出てこなくなり、感覚が遠のいていく。「まるで電源が落ちたようだった」と表現する人もいます。
これは、かつて危険な状況から身を守るために習得した反応が、今も無意識に作動しているだけです。あなたの知性や能力とはまったく別の話です。
思い出してみてください。大事な場面で頭が止まったとき、その直前に「ちゃんとしなければ」「失敗できない」という感覚はなかったでしょうか。フリーズは、その力みが限界に達したときに起きる、体の正直な反応なのです。
幼い頃の自分が、考えることを怖がっている
「間違ったことを言ったら否定された」「黙っていた方が安全だった」「一生懸命話しても、わかってもらえなかった」――そんな経験を重ねた幼い頃の自分が、今も思考にブレーキをかけていることがあります。

意見を求められると頭の中が真っ白になる。言葉を探しても見つからない。「考えなきゃ」と思うほど、答えが遠ざかっていく。
これは、幼い頃のあなたが「考えて傷つくくらいなら、動かない方がいい」と選んだ結果かもしれません。思考を止めることが、かつては自分を守る手段だったのです。
だから、頭が動かないとき、どうか自分を責めないでください。それはあなたの中の小さな自分が、今もあなたを守ろうとしているサインでもあるのです。
安全を、少しずつ体で覚えていく
このパターンを変えるには、「考えることは危険ではない」という体験を、小さく積み重ねていくことが助けになります。頭で「大丈夫」とわかるだけでは十分ではありません。神経系が学習するのは、理屈ではなく体験だからです。
まず、「力み」や「フリーズ」の状態を「ダメな状態」と決めつけないことから始めましょう。「あ、今、緊張している」「体が固まっているな」と、ただ気づくだけでいいのです。気づけたら、ゆっくりとした深呼吸をしてみましょう。少しずつ、その状態から抜け出せる瞬間が増えていきます。
そして、「どんな話をしてもいい」「考え方はいくつあってもいい」「相手と違う意見でも大丈夫」という感覚を、日常の小さな場面で試してみましょう。声に出す自信がまだなければ、まずは文字に書いてみるだけでも十分です。
思考は、安全な場所でゆっくりと動き出します。あなたのペースで、少しずつ、その感覚を取り戻していきましょう。
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この記事を書いた人について
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「自分には価値がない」という思い込みを手放し、本来の自分を取り戻すサポートをしています。ヒーラー&リーダーの山田結子です。
インナーチャイルドの癒しに携わって約20年。ヒーリングとリーディングを組み合わせたセッションで、多くの方の「自分らしい生き方」への一歩をご一緒してきました。
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