『何がしたいかわからない』は、あなたのせいじゃない――変化の時代に必要な、自分の内側への問いかけ

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⬜︎目次⬜︎

  1. 「いずれ仕事がなくなる」という不安と、その本質
  2. 「スキルアップしなきゃ」と焦る前に、一度立ち止まってみて
  3. 「何がしたいかわからない」は、心が疲れているサインかもしれない
  4. 自分の「軸」があると、変化に振り回されなくなる
  5. 「本当の自分」を知ることが、どんな時代にも揺らがない根っこになる

「いずれ仕事がなくなる」という不安と、その本質

AIの発達で仕事の形が変わっていく、そんな話が職場でも聞かれる時代になりました。自動化が進むことへの漠然とした不安は、無理のないことだと思います。

でも、少し立ち止まって考えてみてください。

どの道を選ぶにしても、その選択の土台になるのは「自分自身」です。社会が変化する中で「自分がどう生きたいのか」と向き合うことが、実は一番の準備になるのではないでしょうか。外側の変化に備える前に、自分の内側を知っておくこと。それが、何より先に必要なことだと思っています。

「スキルアップしなきゃ」と焦る前に、一度立ち止まってみて

変化の話になると「専門性を高めないと」「資格を取ろう」と意識が向きがちです。もちろん、新しいことを学ぶこと自体は悪いことではありません。

ただ、少し考えてみてほしいことがあります。

「今、何のために学ぼうとしているのか?」

自分が好きなことのためにスキルを磨くのと、不安から逃れるためにスキルを詰め込むのとでは、積み重ねた先がまったく違います。前者は自分を本当の意味で育てる選択であり、後者は不安を紛らわせているだけかもしれません。不安から始まった学びは、なかなか身につきにくいのです。

「役に立ちそうだから」「みんながやっているから」「不安だから」――そういう理由で動いているとき、そこに自分にとっての本当の価値は見えていません。

スキルを考える前に、「私はどんなときに喜びを感じているのだろう?」と自分に問いかけることが、大切な出発点になります。

「何がしたいかわからない」は、心が疲れているサインかもしれない

「やりたいことがわからない」「好きなことって何だろう」――そう感じている方は、決して珍しくありません。

特に、仕事も家庭も真剣に向き合い、周りの期待に応え続けてきた方ほど、この感覚を持ちやすい。でもそれは、意思が弱いのでも、感性が鈍いのでもありません。

長い時間をかけて、「自分がどう感じるか」よりも「周りがどう思うか」を優先するようにしてきた結果、自分の心の声が聞こえにくくなっているのではないでしょうか。

幼いころ「そんなことして何になるの」「もっとちゃんとしなさい」と言われた経験はないでしょうか。好奇心からの行動や、素直な気持ちの表現を否定されると、人は「自分の感覚を信じてはいけない」と思い込むようになります。それが大人になったとき「何がしたいかわからない」という状態として現れてくることがあります。

これは、インナーチャイルド――子どもの頃に傷ついたまま置き去りにされた自分の一部――がそこにいるサインかもしれません。「本当の自分には価値がない」という思い込みを抱えたまま、ずっと頑張り続けてきたのかもしれません。

自分の「軸」があると、変化に振り回されなくなる

「変化の時代には適応力が必要」とよく言われます。これはある意味正しい。でも、適応力の土台は何でしょうか。

それは「自分が向かいたい先を知っている」ということです。

方向性を持っている人は、変化が来たとき「これは自分に必要なものか」と判断できます。一方、方向性が定まっていない人は、変化が来るたびに「これもやらなきゃ」「あの人はあれをやっている」と振り回されてしまいます。いくらスキルを積んでも、軸がなければ選択のたびに迷い、疲弊していくばかりです。

自分の軸を見つけるために、難しいことは必要ありません。日常の中でこんな問いを立ててみてください。

 ⬜︎ 何をしているとき、時間を忘れて夢中になっている?

 ⬜︎ どんな行動をしているとき、人から感謝されている?

 ⬜︎ 自然体でいられる瞬間は、どんなときだろう?

すぐに答えが出なくてもいい。「自分の感覚に少しだけ耳を傾けてみる」という習慣を持つことが、大切な一歩になります。

「本当の自分」を知ることが、どんな時代にも揺らがない根っこになる

AIの進化は、外側の変化です。誰にとっても同じように訪れます。でも、その変化の中でどう生きるのかは、内側の状態によって大きく変わります。

自分が何に喜びを感じるかを知っている人は、変化の中でも方向性を見出せます。「私が好きなことが活かせるかもしれない」と思える瞬間がある。それだけで、不安の質がまったく変わります。

逆に「何がしたいかわからない」まま変化に向かっていくと、どんなにスキルを磨いても不安は消えません。次々と新しいものが出てくる中で、ただ疲れていくだけになってしまいます。

自分が何に喜びを感じるのか。どこに価値を置いているのか。自分の能力を否定せずに受け取れているか。それを知ることが、どんな時代の変化にも揺らがない、あなた自身の根っこになります。

あなたはこれまで、外の世界の要求に応えながら、精一杯やってきたはずです。

そろそろ、自分の内側の声を聴き、本当の自分と出会うスタート地点に立ってみませんか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

山田 結子

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この記事を書いた人について

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「自分には価値がない」という思い込みを手放し、本来の自分を取り戻すサポートをしています。ヒーラー&リーダーの山田結子です。

インナーチャイルドの癒しに携わって約20年。ヒーリングとリーディングを組み合わせたセッションで、多くの方の「自分らしい生き方」への一歩をご一緒してきました。

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